1.開催日時
2019年3月26日(火) 午前11時~午後1時
2.開催場所
富山電気ビル4階 7号室
3.出席者
出席委員(敬称略)
委員長
長尾治明 (富山国際大学現代社会学部教授)
副委員長
加藤泰喜(富山商工会議所企画総務部部長)
委員
島川智子(株式会社島川取締役)
武内孝憲(株式会社牛島屋代表取締役社長)
中村敏之(富山市企画管理部広報課課長)
原井紗友里(株式会社Oz Links代表取締役)
舟本幸人(一般社団法人富山県芸術文化協会専務理事)
水上庄子(富山ユネスコ協会副会長)
ケーブルテレビ富山
赤丸社長、坂井専務取締役、宮田取締役技術部長、島倉取締役営業部長、
森田番組制作部長、山上課長、小泉課長代理、前田課長代理、石原(事務局)
4.議題
(1)2018年度 下期の自主制作番組について
(2)番組視聴、審議
「けーぶるにっぽん Beauty of Japan season.2 #4 モノクロームの世界で夢と感動を」
(3)前回審議会でのご意見・ご要望に対する取り組み
5.審議
■アメリカ出身で富山市在住の影絵作家ジャック・リー・ランダル氏にスポットを当てた番組「けーぶるにっぽん Beauty of Japan season.2 #4 モノクロームの世界で夢と感動を」について
・楽しく、微笑ましい気持ちで見ることができた。小学校3・4年生ぐらいの児童に見せることができれば、さまざまな反応が聞けるのではないか。教育現場で活用できそうと思われた。
・25分という限られた時間の中に、番組の趣旨をブレずに伝えていた。1人の個人を深く取材することは難しいとは思うが、地元で頑張る人の活動を広く紹介し、取材対象者の活動を後押しできる番組づくりを期待したい。
・教育の現場でOHPを使った影絵を子どもたちに見せることができれば、影絵への興味関心や作者の意図などを考える機会となり、活動が広がると思われる。
・雰囲気の異なる2種類の「赤ずきん」の影絵公演を取り上げられていた。番組の最後に、立山連峰の影絵で終わるという流れがドラマチックだった。立山連峰や富山市内の空撮、おわら風の盆など富山の風景が映っていた。この番組を全国、世界の人々に観てほしいと感じた。
・個人を取り上げる番組なので、富山に来た理由をもう少し明確に説明してほしかった。
・ジャック氏の影絵の構成は「既存のものを工夫・発展」させて物語を作り上げる方法を取っており、教育的にも非常に良いと感じた。子どもたちの創造力を引き立てる内容で、自分の孫も非常に興味を持って見ていた。
・カラーで何でも表現できる中で、あえて白黒で表現する美しさを子どもたちに伝えていくことも大切だと感じさせられた。白黒という限られたものでいかに表現するかという視点で見ると感動した。大学生が見ても感動すると思った。
■その他の制作活動、要望など
・前回、「よそ者」の視点で番組を制作してほしいという要望をした。働く女性を取り上げた番組「マザーズ」や日本ケーブルテレビ連盟のシリーズ企画「けーぶるにっぽん」はそのような意味で、とてもいい取り組みだと思う。
・前回、SDGs(持続的な開発目標)について意見を述べた。子どもたちの発表をうまくまとめて放送していて、ありがたいと感じた。以前、富山国際大の学生が子どもたちにSDGsを分かりやすく理解してもらおうとカルタを作った。各小学校でも取り組みが始まると思う。取材をお願いしたい。
・以前、市内学校の校歌を取り上げてほしいと要望した。「ご近所チャンネルみんまいけ」内の「学び舎のうた」コーナーで取り上げてもらい、ありがたく思っている。今後も引き続きお願いしたい。
・外国人が増えていく中で、自分が生まれ育った所から離れて非常に不安に感じていると思う。ジャック氏のような活動を取り上げると、励みになるのではないか。
・災害発生時に、外国人にとって情報の入手が難しいという話がある。外国語での番組制作やテロップの外国語対応なども検討してほしい。
・クルマに焦点を当てた番組「クロスロード」は世代的に感慨深く見ていた。ちょっとした時間で娯楽性のある番組を見ることができるのは面白い。