1.開催日時

 2019年10月15日(火) 午前11時~午後1時

2.開催場所

 富山電気ビル4階 7号室

3.出席者

 出席委員(敬称略)

  委員長

   長尾治明 (富山国際大学 現代社会学部教授)

  副委員長

   加藤泰喜(富山商工会議所企画総務部 部長)

  委員 

   岡本由紀恵(富山市企画管理部広報課 課長)

   島川智子(株式会社島川 取締役)

   武内孝憲(株式会社牛島屋 代表取締役社長)

   原井紗友里(株式会社Oz Links 代表取締役)

   舟本幸人(一般社団法人富山県芸術文化協会 専務理事)

   水上庄子(富山ユネスコ協会 副会長)

 ケーブルテレビ富山

  赤丸社長、喜内取締役営業本部長、宮田取締役技術部長、島倉取締役営業部長、

  森田番組制作部長、山上課長、小泉課長代理、前田課長代理、石原(事務局)

4.議題

(1)2019年度 上期の自主制作番組について
(2)番組視聴、審議
    「ハイスクールちゃんねるHyper 9月号」
(3)前回審議会でのご意見・ご要望に対する取り組み

5.審議

■高校生の自由な企画で、学校紹介や部活動紹介、投稿ビデオなどを紹介する番組

「ハイスクールちゃんねるHyper 9月号」について

▽高校生の映像制作作品について
・釋永岳氏(陶芸家)の映像作品は地元の産業を高校生なりにしっかり見つめ、他のコーナーと一緒に扱うのがもったいないくらいクオリティーが高い。機会があれば別の形で扱い、「富山の手作り」産業に対する若者たちのとらえ方を知りたいと感じた。

・富山高校の生徒が制作した釋永氏の映像作品は、高校生が作ったとは思えない良い出来であり、その場に行ってみたいと感じた。ナレーションが無いにも関わらず、釋永氏の人柄が伝わり、高校生がこのような作品を制作できることに感動した。

・釋永氏の映像作品はとても感動的だった。大人の視点から、作品を制作した高校生をフォローアップできれば、より楽しい番組になると感じた。

・釋永氏の映像作品については、VTR前後の制作者インタビューだけでなく、作品の制作過程など裏側も見てみたいと思った。

・現代は誰でもスマートフォンを持ち、動画や静止画を手軽に撮影・加工・発信できるようになったこともあり、メディアコンテンツに興味を持つ人が増えている。そういったコンテンツを制作・発信する魅力を若年層にも広げる取り組みは素晴らしいと思った。

・大学においても学生が地域の問題点、課題点などをテーマに解決策を考える「地域課題研究」という取り組みがある。そのような切り口で番組を制作してほしい。


▽高校生によるインタビュー映像について

・キー局等でも小学生や中学生に焦点を当てた番組が見受けられるが、子どもたちを導くナビゲーターが果たす役割も大きいと感じた。

・子どもたちが番組制作に触れ、自分で考えて話す機会になっており、とてもいいと思う。

・高校生が主体となって制作する番組を初めて見た。とても新鮮で楽しかった。今後は中学生や大学生も出演するということで感心した。

・番組視聴を重ねるたびに、高校生ディレクターと映像作品を制作した生徒の才能を感じ取ることができた。

・番組後半になるにつれて、高校生ディレクターの緊張が解け、高校生らしい様子も見受けられたので、短い時間では伝わらないフレッシュさや生徒の人柄も見えてきた。

・オープニングから次のコーナー(カターレ富山選手へのインタビュー)にかけてトークが長く感じた。選手の練習内容に焦点を当てるなど変化を持たせてもよいのでは。

・高校生が作りたいものを楽しみながら制作する姿勢は良いが、自己満足で終わらせず、「視聴者」「視聴率」の視点や、視聴者の立場で「少しでも良いものを作りたい」という視点も大切にしてほしい。

・番組完成後は関係者全員でプレビューを行い、各自反省点や改善点を考える機会があるといい。

・高校生が自主的に制作する番組とはいえ、社会では人件費などのコストが掛かっているということを生徒に経験させることも大切だと思う。

・今後SDGs(持続可能な開発目標)を取り上げる予定もあるとのことで、楽しみにしたい。


■その他の制作活動、要望など

▽ケーブルテレビ局として

・多くのメディアコンテンツがある時代において、ケーブルテレビがいかにして存在意義を高められるか、今後重要になる。ケーブルテレビにおいては、地元の伝統産業や地域の人々の活動などを県民に伝えていくことが重要と感じる。

・多種多様なメディアが様々なコンテンツを制作している中で、若者向け、高齢者向けなど、ターゲットを明確にして、これまで目を向けてこなかった部分を補完できるような番組づくりを期待したい。

・将来的に5Gが普及すると、時間にとらわれず好きな番組を見る時代になると思う。時代に見合ったケーブルテレビの存在意義を考えてほしい。


▽要望

・富山市では今年度、路面電車の南北接続を一大事業と位置づけている。過去の映像資料などは少ないと思うが、番組で扱ってもらいたい。

・世の中が便利になった今だからこそ、人が手間をかけて作ったものは心が打たれる。県内の様々な「手間」にスポットを当てた番組や人々の日常における何気ないシーンを魅せる番組を期待したい。

・先日、細入地域の空き家にカナダ人と日本人の夫婦とその子どもが移住してきた。空き家を利用した店舗の話題はよく目にするが、一般の人が田舎暮らしを始めた様子を取材できれば、その地域の魅力再発見にもつながるのではないか。

・空き家対策、SDGsなど、県民の関心が高いテーマのほか、最近話題のeスポーツといった分野も今後注目していくべきだと感じる。

・年間で大きなテーマを決めて、それを制作者なりの視点で取材できると視聴者にも分かりやすい番組になるのではないか。

・富山で活動する若手の職人を商品販売や事業継承といった面で支援できる番組を制作してほしい。

・地元名物の味など、映像で伝わりにくい部分の表現も意識した番組づくりを期待したい。

・高校のスクールライフを紹介するコーナーまたは番組があれば、中学生の進路選択の参考になるほか、卒業生にとっても母校の現在の様子を窺えるなど、興味を持ってもらえるのではないか。

・最近、ラグビーやバレーボールなどのスポーツ中継で選手のプレーを分析する演出をよく目にする。それに関連して、生中継で地域の伝統文化などを取り上げる際は、現場の映像をただ単に放送するだけでなく、歴史的背景を紹介するなど、構成・演出の面で工夫があれば、視聴者も飽きずに見ることができるのではないか。

・県内の美術館やデザインを取り上げた番組を制作してほしい。

・県内でも外国人労働者が増えているように感じる。それらの人々の活動紹介のほか、災害時の情報収集や外国人向けの日本語講座、富山弁講座といった番組を制作してほしい。


▽コミチャン放送番組について

・富山の風景とともに懐かしい旧車や憧れのスポーツカーにスポットを当てた番組「クロスロード」はBGMの選曲も含め、いつも楽しみにしている。また、公共交通沿線を利用して地域を散策する「富山やわやわ散歩2」は、電車やバス以外に「貸出自転車」にも焦点を当て、いい着目点だと感じた。

・「やわやわ散歩」は地元の隠れたお店などを発見できるいい機会になっている。

・気が向いたときにコミチャンを見ると、海底の様子が映し出される番組(アクアファン)を見る機会が多い。より多くの魚を映すなどした続編を期待したい。

・環境映像とともに流れるBGMを通して過去の記憶が蘇った。BGMの力を再認識した。

・コミチャンで先日、高岡ケーブルネットワーク制作の生中継を見た。県内各地のケーブルテレビ局同士の連携がなされているようで、ありがたい。