ケーブルテレビ富山とNHK富山放送局は、災害時に相互に連携して地域住民の命と暮らしを守る情報を発信するため「非常災害時の防災・減災における連携」の覚書を締結しました。
具体的には災害発生時、河川や道路などに設置した定点カメラの映像の相互提供や、取材・制作した災害現場やスタジオ等からのリポートを含む映像の提供で協力します。
また、平常時には地域の防災や減災に向けた情報発信や啓発活動を連携して実施するほか、訓練や勉強会の実施に努める内容となっています。
当社とNHKは覚書を結ぶことで、ともに地域に根差したメディアとして互いの特性を補い、防災・減災情報を地域住民に伝えることを目指しています。
この覚書は、高岡ケーブルネットワーク(高岡市)、となみ衛星通信テレビ(南砺市)、能越ケーブルネット(氷見市)、射水ケーブルネットワーク(射水市)も締結しています。
NHKは全国各地のケーブルテレビ事業者と2021年度から、災害時に取材した映像や情報を相互に提供し合う覚書を取り交わしています。今回の締結により、全国の約70社と連携関係を構築したことになります。