日本ケーブルテレビ連盟(東京)の第48回日本ケーブルテレビ大賞番組アワードの贈賞式は9月8日、東京都港区のザ・グランドホールで行われ、コンペティション部門でケーブルテレビ富山の「天空への一本道」は4K特別賞を受賞、コミュニティ部門では高岡ケーブルネットワークと射水ケーブルネットワークが共同制作した「新春「相本芳彦VS雷鳥 高岡・射水ヤマヤマ対決」が奨励賞を受賞しました。

 

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 「天空への一本道」は、毎年4月に姿を見せる立山黒部アルペンルートの「雪の大谷」で、高さ20㍍に迫る巨大な雪壁は、誰がどのようにして造るのか。2021年のアルペンルート開通50年を迎えた機会に、特別許可のもと撮影した貴重な映像。2カ月をかけて除雪作業に挑む13人の除雪隊の姿を追いました。大型重機が天空への一本道を切り拓く様子、見たことのない美しい厳冬の立山の風景を紹介しています。

 制作した小泉光瑠担当課長は「映像を評価していただき、頑張って撮影して取材した甲斐がありました。除雪隊の皆さんに感謝しています。ケーブルテレビとして、これからも地元の方々に目を向けながら、富山の良さを伝えていきたい」と話していました。

 

 「高岡・射水ヤマヤマ対決」は、高岡市と射水市に伝わる曳山祭の知識を競う新春クイズ特別番組。毎年の祭り中継でその舞台裏まで取材してきたスタッフが構成。山車の数や構造などの簡単な三択クイズから、歴史クイズ、映像早押しクイズなどまで、いずれも映像や写真、こだわりを込めた内容となっています。