1.開催日時
2024年3月13日(水)
2.開催場所
富山電気ビル4階 光の間
3.出席者
出席委員(敬称略)
委員長
長尾治明(富山国際大学 名誉教授)
副委員長
今川清司(富山商工会議所産業振興部 部長)
委員
栗山朋子(富山市企画管理部広報課 課長)
島川智子(株式会社島川 取締役)
武内孝憲(株式会社牛島屋 代表取締役社長)
原井紗友里(株式会社Oz Links 代表取締役)
舟本幸人(富山県芸術文化協会 副会長専務理事)
水上庄子(富山ユネスコ協会 副会長)
4.議題
- 2023年度下期の自主制作番組について
-
番組視聴「防災スイッチON!とやま」
①能登半島地震 富山市被害状況(2024年1月3日放送)
②能登半島地震から1か月(2024年1月27日放送)
-
前回審議会でのご意見に対する取り組み
-
自主制作番組全般について意見交換
- 地域情報メディア「toieba(トイエバ)」および富山駅前に設置するデジタルサイネージについて
【主な意見】
◇視聴番組について
「防災スイッチON!とやま」(能登半島地震関連2本)
・番組MCの独自取材と現地リポートが非常に充実していた。地上波は氷見市や石川県を中心にした報道であり、ケーブルテレビならではの地元に密着した情報発信だった。実家や知人宅がある地域の被害状況を知ることができた。
・罹災証明書の手続き方法なども丁寧に説明されていて、視聴者の被災の有無にかかわらず、親切な番組の作り方になっていると感じた。
・(地震編初回は)発災から3日目の時点での富山市内の被害状況が克明に記録されていて、エリア内の視聴者にいち早く情報を伝えるというケーブルテレビ局の役割が実感できた放送だった。
・富山は津波の到着が早いと実感した。避難する車の渋滞も目立ったため、津波への備えや知識をあらためて取り上げてほしい。
・「防災スイッチ―」は地震以前(2022年7月)から継続して放送しており、これまでの番組を見ていた人は冷静に行動できたと思う。今回の地震で、この番組を立ち上げた目的以上の成果があったと思う。
・撮影場所が分かりにくいところがあり、テロップを入れてほしかった。映像の意図が伝わりにくい場面もあったので、工夫が必要だ。
・他の県内ケーブルテレビ局との情報共有があればよかった。
◇デジタルサイネージ、toieba、その他の意見など
【デジタルサイネージについて】
・富山駅前という一等地に設置されるので、放映する映像コンテンツの選定はしっかりやってほしい。
・スポーツのパブリックビューイングでの活用を予定しているようだが、芸術文化の公演も検討してほしい。
【toiebaについて】
・富山関連の情報サイトは総じて「店・スポット」の情報は検索できるが、「メニュー(料理名)」ありきで検索するとヒットしづらい。こういった部分も対応できれば他と差別化できる。
【その他】
・インバウンドを意識し、富山ならではの物や場所などを英語や中国語で紹介する語学学習のような番組を検討してはどうか。
以上