1.開催日時
2021年10月8日(金)
2.開催場所
富山電気ビル4階 8号室
3.出席者
出席委員(敬称略)
委員長
長尾治明(富山国際大学名誉教授)
副委員長
今川清司(富山商工会議所産業振興部 部長)
委員
平井聖子(富山市企画管理部広報課 課長)
島川智子(株式会社島川 取締役)
武内孝憲(株式会社牛島屋 代表取締役社長)
原井紗友里(株式会社Oz Links 代表取締役)
舟本幸人(一般社団法人富山県芸術文化協会 副会長専務理事)
水上庄子(富山ユネスコ協会 副会長)
ケーブルテレビ富山
尾島社長、喜内常務営業本部長、宮田取締役技術部長
島倉取締役営業部長、森田番組制作部長、中田副部長、山上課長
小泉担当課長、前田課長代理、来海課長代理、石原(事務局)
4.議題
- 2021年度 上期の自主制作番組について
- 番組視聴「壮観劇場~切り拓け!天空への一本道」
- 前回審議会でのご意見に対する取り組み
5.審議
■「壮観劇場~切り拓け!天空への一本道」について
・立山黒部アルペンルートをどのようにして切り開いているのか以前から気になっていた。それを記録として残したのはすばらしい。
・7カ月という長期間にわたり取材を行い、膨大な撮影素材の中から25分にまとめられていたように感じた。地道に取材を行っていることが、映像から伝わってきた。
・除雪に携わる皆さんの言葉に重みがあり、立山をこよなく愛し、それをたくさんの人に見てもらいたいという思いが伝わってきた。
・立山黒部アルペンルートは国際的な観光地でもあり、この映像を海外にも発信できないか検討してほしい。
・感動的な映像が多くある中でも、ドローンによる撮影は人の目線とは違った高さから撮影ができ、撮影技術の進歩を感じた。7台の重機が一斉に作業する室堂の風景は、富山県民として誇らしい気分になった。
・英語や簡体字、繁体字などの字幕を付けたり、5分ほどのダイジェストにしてYouTubeに公開するなど、ぜひ世界に向けて発信してほしい。
・自然が作り出す壮大な風景だが、最後に感動を与えるのは人々の仕事によるところも大きいと感じた。
・テレビの枠をこえて、番組を積極的に発信してほしい。例えば飛行機の中でダイジェストにしたものを流したり、東京にある県のアンテナショップなどで放映したりすれば、SNSの口コミ効果で魅力が 多くの人に広まり、県外や海外からの来県のきっかけにもなるのではないか。
・修学旅行で来県する県外の学生にも見てほしい。
・過去に立山カルデラの砂防工事を取り上げた番組があったが、そのときは作業員が自宅で家族と過ごす一場面があった。家族の支えに焦点を当てたパートがあってもいいと感じた。
■その他の制作活動について
・「八尾おわら風の盆」が今年も中止となったが、アーカイブの放送を地元では懐かしく見た。古い映像があれば、昔の映像を見てみたい。
・新プライドは人物図鑑、職業図鑑として、キャリア教育に活用できるいい番組だと思う。県教委と連携して、教育プログラムとして番組を提供できる取り組みをお願いしたい。
・現代は情報をシェアする時代であり、富山に誇りが持てるように、SNSを活用して富山だけにとどまらず県外や国外に発信の仕方を考えてほしい。
・民放ではTVerのサービスで見逃した番組を見ることができる。ケーブルテレビでも見逃し番組を見られるようにしてほしい。
・メディアとテレビは変わっていかなければならない部分がある。何年経っても色あせない一つがドキュメンタリーといえる。人の心に響いていくような番組を多くつくり続けてほしい。
・新型コロナに関して知事会見を生中継していた。今後、まだ増える可能性がある。生活の中でどのような感染経路があるのか、注意しなければならないのか伝えてほしい。
・関東で地震があった。災害時に避難のあり方や避難場所は知っているようで知らない。避難場所などの生活情報について、意識を醸成していくのもケーブルテレビの役割ではないか。