コミュニティチャンネル

4K制作番組

番組内容

2016.12.24 2億の脅威と2百の使命~1世紀の大事業 立山砂防工事~

知られざる立山と呼ばれる場所。

弥陀ヶ原高原の南側、切り立った崖に囲まれた崩壊地 "立山カルデラ"。

過去の火山活動による陥没、激しい浸食作用によって誕生した巨大な "くぼ地" で、

安政5年の大地震でカルデラ内の大鳶山と小鳶山が崩れ、4億立方メートルという

大量の土砂が土石流となって富山平野に襲い掛かった。

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今もなお半分の2億立方メートルの土砂がカルデラ内に堆積し、再流出による災害を

防止する工事が "立山砂防 "。

1906年(明治39年)に着手し、開始から1世紀以上

経った今も続けられ、工事完了日は設定されていない。

かつては富山県の単独事業だったが、今は国の直轄事業として年間約40億円をかけて行われている。

他に類を見ない大規模な取り組みは世界的に有名で、砂防=SABOが世界共通語になっているほど。

この番組では、1世紀の大事業 立山砂防工事の真髄と、現場で働く200人の姿を紹介する。

12月24日(土)~31日(土) 

 土日:午後4時~、午後9時~ 月~金:午前10時~ほか放送