コミュニティチャンネル

防災スイッチON!とやま

番組内容

「あなたの町の災害リスクは?」(2022年9月24日~)

放送日時

毎日 7:30/17:30 ほか

 

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9月24日からの放送は、

「あなたの町の災害リスクは?」

あなたの防災スイッチ、ON!

地域の災害リスクを知る

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今回は

富山市中心部(松川周辺)の

災害リスクについて

富山県防災士会事務局長・上田司穂さんと

考えました。

上田司穂さん

「地域を知ることが防災への手始めの一歩。

 お住いの地域がどんな地形から

 成り立っているのかを知ることは

 すごく重要なことだと思います。」

ポイント 古い地図で土地の成り立ちを知る

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上田さんが

土地の成り立ちを知るために

参考にしているのは「古い地図」

現在の富山市松川周辺は

昔、神通川の本流が流れていた場所です。

専門家によると

例えば過去に川だったところは、

大雨の際の洪水や浸水

地震の際の液状化のリスクが高いといいます。

災害リスクを知るヒントになるんですね。

昔の神通川の川幅を思わせる 常夜灯

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地図をもとに

上田さんとまち歩きをしてきました。

見つけたのは「常夜灯」

江戸時代、神通川には

小船をつないで上に板をわたした橋

「船橋」がかけられていました。

川の両岸の橋のたもとには

この常夜灯がおかれ、

安全のため明かりが

灯されていたといいます。

反対岸にも常夜灯があるということで

昔の神通川を感じながら

歩いてみることに。

右岸の常夜灯から歩いて3分ほど

住宅街を進んでいくと

左岸にあったと伝わる常夜灯が

残っていました。

 鈴木 

「ここがかつての神通川だったなんて

 普段の風景からは

 なかなか想像できないです。

 歩いてみて土地の成り立ちが

 わかった気がします。」

 上田さん 

「このエリアは神通川が氾濫した時

 水流が激しく浸水も深くなる。

 早め早めのアクションが

 必要なエリアということになります。」

安野屋地区の防災講座

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安野屋地区で行われた防災講座で

講師を務めた上田さん。

安野屋地区のハザードマップを見てみると...

洪水の最大想定では

氾濫した川からの激しい水の流れで、

木造家屋が流されたり

壊れたりするおそれがある区域に

指定されていて

早期の立ち退きが必要なエリアです。

また、

呉羽山断層帯を震源とする地震への

備えも必要です。

こういった災害リスクにどう備えるのか

住民の皆さんは真剣に学んでいました。

 上田司穂さん 

「富山がどのようにできたか考えると

山に起因する災害、平野に起因する災害、

海に起因する災害それぞれに

気をつけなければいけなくなります。

それぞれの地域に応じて、

ハザードマップをご覧いただいて

自分の住んでいるところは

どのような災害リスクを持った場所なのかと

いうことを知っておくということが

重要だと思います。」

スイッチON!プラス かぐてんぼう隊とやま

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830日、防災週間に合わせて、

高齢者世帯の家具の固定を行う

「かぐてんぼう隊とやま」の出発式が

蜷川地区センターで行われました。

「かぐてんぼう隊とやま」は、

富山県建築士会富山支部の会員の建築士たちで

2015年に結成され、

地震の際の、

「家具」の「転」倒による被害を

「防」止しようと

毎年高齢者世帯を回り

ボランティアで家具の固定を行っています。

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あなたの町の災害リスクは?

かぐてんぼう隊とやま

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