コミュニティチャンネル

防災スイッチON!とやま

番組内容

「スタックと立往生への備え/列島縦断 防災・減災公開講座」(2023年11月25日~12月22日)

放送日時

毎日 7:30/17:30 ほか

 

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11月25日からの放送は、

「大雪対策 スタックと立往生への備え」

あなたの防災スイッチ、ON!

スタックや立往生に巻き込まれたら

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大雪の際にリスクが高まるのが

スタックや立往生のリスク。

車社会の富山ではたびたび発生しています。

そこで万が一のときの対応などについて

JAF(日本自動車連盟)富山支部の

林宏二さんにお話を伺いました。

雪道で身動きがとれなくなったら

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身動きがとれなくなったら

次の行動をとってください。

①後続車に警戒する

ハザードランプの点灯や

三角停止板の設置をしてください。

②車を前後に動かしてみる

③砂や毛布を脱出に

駆動するタイヤの

両輪の進行方向に砂をまきます。

毛布も同じ要領で設置します。

毛布がない場合は

車のフロアマットでも代用可能です。

④救助を呼ぶ

脱出を試みても身動きが取れない場合は、

直ちに道路緊急ダイヤル(#9910)や

JAF(#8139)などの

ロードサービスに助けを求めてください。

一酸化炭素中毒に注意!

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助けを待つ間注意したいのが、

車内での一酸化炭素中毒です。

排気ガスには一酸化炭素が含まれています。

JAFが行った実験によると、

ボンネットの上まで雪に覆われた状態で、

空調は外気を取り入れる設定で

エンジンをかけると...

車内の一酸化炭素濃度が

16分には人体に危険なレベルになりました。

また、救助を待つ間、

特にマフラーの周りを重点的に除雪するのが

ポイントです。

吹雪などの時に車内にとどまる場合は、

できるだけエンジンを切るようにしてください。

事前に準備できることは?

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これからの時期

車に積んでおくものを確認しておきましょう。

寒さをしのぐものとして

「毛布」や「防寒着」「使い捨てカイロ」

雪かきに必要な

「スコップ」「防水の作業用手袋」「長靴」。

「携帯用トイレや」、「飲み物」、「食べ物」

脱出用の「砂」「懐中電灯」などです。

その他にも、

車の燃料は意識的に満タンにしておく、

冬用タイヤへの交換も忘れずに!

 JAF富山支部 林宏二さん 

これから雪の降る機会が増えてきます。

 普段より慎重に運転していただく

 必要があるので、

 車間距離を多めにとる

 スピードをいつもより落とすということを

 しっかりしていただいて、

 安全運転につとめていただけたらと思います。

 今から準備していただければ

 十分間に合いますので、

 余裕をもった準備をお願いします。」

スイッチON!プラス 列島縦断 防災・減災公開講座in富山

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富山市のサンシップとやまで、「列島縦断 防災・減災公開講座in富山」が行われました。

これは、防災に関する意識を高めようと、東京に拠点を置く日本防災士機構が開き、関係者や地域の防災士などおよそ200人が集まりました。

講座では、防災や雪の災害などに詳しい長岡技術科学大学 上村 靖司(かみむら・せいじ)教授が「近年の温暖化に伴う気象災害を学ぶ」と題して基調講演を行いました。

上村教授は、地球温暖化などの影響で気象災害が激甚化することに警鐘を鳴らしたうえで、近年の自然災害を振り返りました。

 

このあと、県内の4人の防災士による活動事例の発表が行われました。このなかで、地域で活動している防災士が市民向けに防災講座を行ったことや、地区防災計画の策定を進めたこと、被災地支援に訪れたことなどを紹介し、互いに意見を交わしました。

公開講座終了後には上村教授に単独インタビュー!

ぜひご覧ください。